ビヘイビアルヘルスケアとは
ビヘイビアルヘルスケアとは行動を健全にしていくことを意味し、現在ではメンタルヘルスの上位概念として位置付けられています。
ビヘイビアルヘルスケアは従来型のメンタルヘルス(=不調をコントロールしながら適応力を増す)に加え、考え抜く力、前に踏み出す力、チームワークを高める力を含んだ企業の成長力をサポートするという概念も含まれています。
以下、川西が提唱するイメージ図とビジネスラインナップをご紹介します。
【川西由美子が提唱するビヘイビアルヘルスケアのイメージ図】
プラスのケア
木を更に健康に大きく育てるためには「良い土壌を作る」「太陽の光をあてる」「栄養分を与える」「木本来の伸びる力を育てる」などのケアが必要です。
ビヘイビアルヘルスケアの領域に置き換えると「意欲が出る」「発想が豊かになる」「人のために働けるようになる」「モチベーションが高い」「チームの中で能力発揮できる」状態になることを意味します。
マイナスのケア
木が成長する過程で最も重要なことは根を元気にすることが必要です。
メンタルヘルスの領域に置き換えると「不安」や「イライラ」、「仕事に集中できない」状態が緩和されている事を意味します。
※2006年「労働者の心の健康の保持増進のための指針」
1.メンタルヘルスケアを推進するための教育研修・情報提供
2.職場環境等の把握と改善
3.メンタルヘルス不調への気づきと対応
4.職場復帰における支援
ビヘイビアルヘルスケアに基づく予防の概念
0次予防
1~3次予防をサポートするための職場環境作り
(モチベーション向上・チームワーク強化、希望づくり、想像力強化、問題解決力向上、
人間関係改善、コミュニケーション力向上、前に踏み出す力、考え抜く力を育む環境づくり)
1次予防
元気を保つ
2次予防
悪化させない
3次予防
再発させない
EAP総研は0~3次予防すべてのサポートを行い、特に0次予防に力を入れています。
0次予防として代表的なソリューションはフィンランド式リチーミングです。