精神科医から見た、EAP総研    精神科医 最上悠

現在、メンタルヘルスに関する企業の関心は急速に高まり、様々なココロのケアに対するサービスプロバイダーも増えている。 職域領域のメンタルヘルスに自身も従事し、業界内情を知る立場にもある臨床精神科医の立場から、EAP総研の特徴に言及してみたい。

最近、カウンセリングは日本でも注目されているが、そのクオリティーについては懐疑的なところも少なくない。 まず、最初に言及すべきは、代表取締役の川西 由美子氏が、米国留学中に要求水準の高い 米国クライアント相手に十分なカウンセリング経験を積み、その経験を生かしつつ、 これまた日本の浪花節的な現状にもうまくカスタマイズさせながら、EAP総研全体のサービスの姿勢やカウンセラー育成にも反映させている点であろう。

たとえば、最初から全社員の心理テストを行って総論的なアセスメントから入るような既存の方法論にとらわれず、 「レスキューケア」と称して現在直面化している重要な問題に優先順位を持って焦点化し、その解決を通じながら 企業全体のカルチャーや総合的な問題に視点を広げていくという非常に実戦的なアプローチが売りのひとつにある。 これはまさに、「今、ここに」存在する問題から取り組んでいくことが効果的という現代カウンセリングのエッセンスが垣間見える。 また、即断即決を迫られる企業への対応として設置された「管理職ホットライン」のコンセプトは、現在欧米で最も 注目されている最先端のクライアント危機介入理論にも共通に認められるものである。

メンタルの問題であっても最も問題が切迫している時に、オンタイムでスペシャリストに支えてもらいながら 問題解決を探ることが、最も効率的なソリューション能力獲得の近道と考えるのである。何より、わかりやすい。

また昨今のIT時代、WEBカウンセリングサービスを唱える企業も玉石混交に散見されるが、川西氏はEAP総研以前から WEBカウンセリングの質の高さで日本有数の実積をあげていた第一人者であることは知られている。

巧みにWEBカウンセリングを利用しそれだけのノウハウを持ちながらも特筆すべきは、WEBカウンセリングはワンオブゼムであると 絶対視していないところである。WEBオンリーに比べて、それ相応に物理的な手間が必要になる対面カウンセリングだが、 それも不可欠というスキームの確実さがやはりサービスの安心にもつながっている。他にも、人気の高い 「育児不安解消プログラム」などといった家族へのケアにも代表されるような、従来型のサービスには見られなかったような、 女性らしさが生かされたキメ細かなソリューション提供が他社と比較した場合のEAP総研で特筆すべき点であると考える。

精神科医 最上 悠 著書一覧
薬を使わずに「うつ」を治す本 (単行本)
¥ 1,365 (税込み)
● 単行本: 223ページ
● 出版社: PHP研究所 (2004/7/27)
家族を「うつ」からすくう本 あなたのうつ病治療は間違っている (単行本)
¥ 1,575 (税込み)
● 単行本: 218ページ
● 出版社: 河出書房新社 (2004/2/22)
こうすればうつから抜け出せる
~誰も教えてくれなかった克服法 (単行本)
¥ 1,680 (税込み)
● 単行本: 207ページ
● 出版社: 広済堂出版 (2002/09)
ココロの筋トレ~ストレスをエネルギーに変えるトレーニング (単行本)
¥ 1,575 (税込み)
● 単行本: 271ページ
● 出版社: インフォバーン (2004/2/21)